ぶっちゃけて「一番楽に」コンサル業界に入る方法とは

コンサル業界

先日親しい友人から「ぶっちゃけて、一番楽に大手コンサルファームに行くためには、どうしたらいい?」という身もふたもない相談をもらいました。コンサルタントはクライアントからお高いフィーをいただくお仕事なので、まずは職業的な倫理観を持っていただくのが第一ステップではないかと思いつつ(笑)、コンサルティング業界への入り口が複数ある中で、難易度の差があるのは事実だと思います。

プロとしての矜持といったものはひとまず脇に置いておくにしても、事業会社からコンサルティングファームへの転職をする際、どのようなパスが最も難易度が低いのでしょうか。

倍率だけを考えれば一番裾野が広い分野が狙い目か

コンサル業界へのパスの中で、もっとも難易度が低いと考えられるのは、順当に応募者に対する募集人数が多い、いわゆる倍率が低い分野でしょう。コンサルティングサービスをざっくり3つに分けて倍率の高い順に並べると、戦略、オペレーション、そしてシステム(テクノロジー)という並びになると思います。

世の中一般で思い浮かべる「コンサルティングファーム」と言えば、戦略構築やオペレーション改善がイメージに浮かぶと思います。しかし特に戦略に関しては、ファームの中でも少数精鋭で知られており、倍率が最も高い分野でしょう。オペレーション分野となれば多少なりとも人数規模が増えてきますが、それでもやはりテクノロジー系と比べると、裾野の広さは段違いです。例えば1つのプロジェクトに対して戦略やオペレーション分野であれば2~3人のコンサルタントがアサインされるところを、テクノロジー分野ともなると50人~100人といった単位のコンサルタントが投入されます。当然それらの巨大プロジェクトを支えるだけのチーム構成を持たなければならないため、テクノロジー分野のチームは大所帯になることが一般的です。

さらに、レガシーシステムのサポート終了に伴うリプレースといったテクノロジー系プロジェクトへの需要の高まりと、IT人材不足とが相まって起こると言われる「2025年の崖」を考えれば、今後テクノロジー分野のコンサルタントの需要が拡大し続けることは容易に想像できます。

このように、そもそも所帯が大きい所に、将来的にも需要が高まることを掛け合わせれば、テクノロジー系のコンサルタントの裾野が一番大きいと考えられます。

テクノロジーから他分野へ移ることは可能か?

テクノロジー系のコンサルタントとはいえ、意外にも採用の間口は広く、元からテクノロジー系の専門性を持った方はもちろんのこと、サプライチェーンや財務といったプロセス系の専門性をお持ちの方に対しても門戸が開かれています。テクノロジー系コンサルタントのよくあるシステム構築プロジェクトにおいては、システムについての専門性はもちろんのこと、プロセスや業界の深い専門性も求められます。そのため、システム以外の専門性を持った人材も一定数採用したいという動機があるためです。

しかし、システム以外の専門性を持った方からすると、今後テクノロジー系の分野で一旗あげていくことに対して不安を感じられるかも知れません。ですが、コンサルタントファームの良いところは、一定のパフォーマンスを出し、社内で人脈をある程度作っておけば、別のチームに移動することはそれほど難しくないという点です。そのため、まずはテクノロジー系にてコンサルタントの働き方を身に着けた上で、そのままテクノロジー系の専門性を突き進めるのも良し、また別の道を模索してチーム移動するも良し、と考えることもできます。

そういったチーム移動も含めて機会が幅広く与えられるという意味では、総合系ファームが一番懐が広いと言えるかも知れません。

ファームによっても募集人数の大小があるため最新情報を

繰り返しにはなりますが、クライアントを目の前にしてお仕事をするというコンサルタントの性質上、プロとしての振る舞いやマインドセットを持つべきというのが大前提にあります。その上で、倍率だけを考えるならば、テクノロジー系のチームが一番裾野が広いでしょう。

また、ファームによってもこれからガンガン拡大していくために募集枠を広く設けていたり、逆に人材の質を高く保つために意図的に倍率を高めているファームもあります。そのような採用状況は日々変わっていきますので、最新情報は転職エージェントに確認するのが確実です。

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