実は属人的?コンサルのプロジェクトアサインの基準とは

コンサルの働き方

転職先を探すにあたり、転職先の業界では実際にどのような仕事がされるのかを知ることは面接対策に非常に重要です。コンサルタントの仕事の特徴はなんといっても「プロジェクトベース」であり、プロジェクトにアサインされ平均3か月~6か月程度のプロジェクトに従事し、また新たなものにアサインされ・・・の繰り返しとなります。

ここでよく、事業会社からコンサルティングファームへの転職を検討されている方に質問されるのが、どのような基準でプロジェクトにアサインされるか、という点です。コンサルタントとして専門性を高めるためには、どのようなプロジェクトでどのような経験を積めるかが非常に重要なファクターとなるため、アサインメントの基準は大いに気になる所でしょう。ここではアサインメントが実際にどのように行われているのか、見ていきたいと思います。

定期的なアサインメント会議でアサイン状況の議論

運用方法は会社・チームによって多少異なると思いますが、基本的にはチームメンバーがどのプロジェクトにいるか・いつ頃プロジェクトが終わるかという情報をリストにした「アサインメントリスト」というものを運用しています。そのアサインメントリストと、近日中に始まる新しいプロジェクトや、追加メンバーを募集したい既存プロジェクトからのメンバーリクエストとを照らし合わせて、誰をいつどのプロジェクトに入れるかマネージャー以上が定期的に(普通は週次程度)集まって議論しています。

一昔前までは、新規プロジェクトの情報や既存プロジェクトの追加メンバー募集といった情報はマネージャーより下のスタッフレベルにはあまり公表されず、アサインメントも密室の中で行われてきたように思います。しかし近年では、このような情報をある程度スタッフレベルにも開示し、キャリア形成をスタッフ自身に考えてもらったり、プロジェクトによっては社内で公募したりする事例も増えてきました。スタッフレベルからよく出されていた不満として「今どのようなプロジェクト候補があるのか、もっと情報公開してほしい」というものがありましたが、多少は解消傾向にあるようです。

しかし、すべての情報が公開されている訳ではありません。例えば社内でも情報の公開範囲を限定しなければならないようなM&A案件などは、案件の性質やクライアント名はおろか存在すら知らされません。また、特殊なスキルを要求する難易度の高い案件は、内々で誰をアサインするかが決まっていることも多く、アサイン前に裏で色々な調整が走ることもあります(現在アサインされているプロジェクトから引っぺがすなど・・・)。そのため、情報公開はされつつあるものの、まだ密室内での調整も多々存在すると思っていた方が良いと思います。

できるだけ個々の志向と仕事の性質をマッチングさせたいが・・・

では実際にアサインメント会議上でどのようにアサインの議論がなされるのでしょうか。これは非常にシンプルで、手が空いているコンサルタントと、空いているプロジェクトを見比べて、パズルのようにどう埋めていくかを考えていきます。その際、プロジェクトの候補が複数ある場合は、コンサルタントの持つスキルや経歴を見ながらベストマッチとなるよう組み合わせを考えていきます。手の込んだチームでは、各コンサルタントの経歴やスキルを管理しているシステムを見ながら議論するようですが、大体の場合はこれまで一緒に働いたことのあるマネージャーの意見を中心に議論が進んでいくように思います。そういう意味では良くも悪くも属人的でアナログに決まっていっているのです。

チームのマネジメント層としては、できるだけ個々人の指向とプロジェクトとをベストマッチさせたいと考えていますが、とはいえプロジェクトは正直水物です。いつも「面白い」と思えるようなプロジェクトがゴロゴロあるとは限りませんし、プロジェクト側の募集数が手の空いているコンサルタントよりも少なければ、案件の争奪戦となります(そして往々にして優秀な人から売れていきます)。そのため、多少キャリア志向からズレたアサインメントとなった場合でも、長期的な目線で考えていただいた方が本人にもマネージャー陣にとってもお互いストレスが少ないのではと個人的には思います。

何度も悪評がついてしまうと要注意

話し合いのうえで決まっていくアサインメントですが、コンサルタントとして悪評が複数回ついてしまうと注意が必要です。プロジェクトの成否を預かるプロジェクトマネージャーとしては、当たり前ながら優秀なメンバーに参画してもらいものです。そのため、過去のプロジェクト等でいまひとつ活躍いただけなかった、とか、プロジェクトへの参加態度が消極的で一緒に働きたくないタイプだった、といった方はできるだけ避けたいと考えるようになります。また、プロジェクトアサインの際にはカウンセラーから「こんなプロジェクトに参画してはどうか」という打診が本人になされますが、それに対して何回も断り続けるといったことも、少なくともプラスには評価されません(意外とこのようなケースは多く見られます)。

そしてこのような悪評はマネージャー陣でしっかり共有されていきますので、何度もバツがつくようだと誰もその人をアサインしたいと思わなくなってしまいます。そうなると、プロジェクトのアサインがつかず、必然的に評価は低くなり、会社に居づらくなって自主退職か、そうでなくても退職勧奨がなされてしまいかねません。そのため、コンサルティングファーム内での一定の立場や理解者ができるまでは、来た球は全力で打ち返す、コンサルタントとして活躍できるようスキルアップを怠らない、といった姿勢が重要になると思います。

どのような案件がトレンドかは、転職エージェントにも相談を

とは言えどんな案件があるか次第でコンサルタントとしてのキャリアの歩み方も大きく変わってしまいますので、事業会社からコンサルティングファームへの転職を考える際には、どのファームがどのような案件が得意・多いかを、事前にしっかり情報収集することが重要です。

転職面接の場で面接官に質問しても、正直「耳障りの良い」案件情報しか話してくれません。ここら辺は、客観的にアドバイスをくれる転職エージェントを見つけ、公正なアドバイスを受けることをオススメします。

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