「とりあえずコンサル」はダメなのか?とりあえずなった人が本音を語る

コンサルの働き方

昔は就職先ランキングは名だたる大手事業会社が上位を占めていましたが、最近はコンサルティングファームも人気の就職先として認知されるようになってきました。新卒者のファーストキャリアとしてはもちろん、事業会社からの転職先としてもコンサルティングファームは高い人気を誇っており、コンサルの良いところ・悪いところが様々なブログ等でも紹介されています。

そんな中で、ひとまずコンサルになっておけばキャリアの潰しが効くという「とりあえずコンサルタントになる」ことへの批判的な意見をしばしば見かけます。私は新卒で伝統的日系企業に勤めたのちに、あまり業界のことは知らずにイメージだけでコンサルティングファームの門を叩いたクチなのですが、巷で言われるほど「とりあえずコンサル」は悪いものではなく、ひとまずなっておいても良いのではと考えています。ここでは批判されがちな「とりあえずコンサル」について見てみたいと思います。

なぜ人々は「とりあえずコンサル」になるのか

そもそも、なぜ人々はキャリアアップに際して「とりあえずコンサル」を目指すのでしょうか。新卒の場合、多くのコンサルティングファームでは入社後にどの業界の担当になりたいかをある程度選択することができます。事業会社に行くのであれば、仕事経験がない中で金融業界やメーカーといった形で業界を絞りこむ必要がありますが、コンサルティングファームであれば入社後様々なプロジェクトを経験した上で専門領域を絞れるのです。人によってはコンサルティングファームはモラトリアムの延長と呼ぶそうですが、それはこういった専門性の選択の柔軟性ゆえのことでしょう。

また中途採用においては、多くの業界よりも高い給与が得られやすいこと、また専門的なスキルが得られることから、ひとまずコンサルにて何年か修行を積んでさらにキャリアアップを重ねていく、と考える人が多いようです。また比較的若手層であれば、これまでの業界や経歴に囚われずに新たな領域に挑戦するためのステップとしてコンサルティングファームを目指すこともあるようです。私の身の回りの例でも、いったんIT業界に入ったけれどもいまひとつ仕事が合わなかったため、コンサルになった後に金融業界へと舵を切った方がいます。このように、キャリアアップのためのひとつのパスや、キャリアチェンジのためにコンサルティングファームという経歴を活かしたいと考える人が「とりあえずコンサル」という形で指向するようです。

コンサルは自身でキャリアを積みやすい

これらの「とりあえずコンサル」に対する批判として「コンサルタントはすでに大量採用の時代に入って久しい。コンサルというだけで転職市場で有利になれる時代は終わっており、目を覚ますべき」というものです。コンサルになっただけで転職市場でちやほやされる訳ではないというのはおっしゃる通りで、コンサルがキャリアアップのための魔法の杖ではないという指摘は確かにその通りでしょう。

しかしそれはコンサルという「立場」だけでは評価されないと言っているに過ぎず、コンサルタントとして価値のあるプロジェクト経験を積んでおけば、転職市場で高く評価されます。世の中のコンサルタントたちも、コンサルという名前だけで評価されている訳ではないというのは百も承知であり、数が多いから価値が低いというのは的外れな指摘としか思えません。

また、とりあえずコンサルになったとしても、数年経って異なるプロジェクトをたらい回しにされた結果、専門性が身に付かずに途方にくれるという指摘もあるようです。これ自体は半分正しいと思っており、アサインメントを完全に上司やカウンセラー任せにしていたり、将来どのようなキャリアを歩んでいきたいかを考えない・行動しないがまま流されていたりすれば、指摘のように「何ができるか分からない人材になっていた」ことは十分にあり得ます。しかし、キャリアを他人任せにしていたら何もできなくなっていたというのは、コンサルだけではなくどこの企業に行ってもそうなりかねません。どこの企業でも終身雇用が終わりつつある今、キャリアを考えずにいることはそれ自体がリスクなのであって、コンサルとしてどうこうという以前の話ではないでしょうか。

むしろ自身のキャリアを定期的に見直し、どのような専門性を付けるべきか自身で考えて行動を起こしていきたい人にとっては、コンサルティングファーム以上に良い環境を見つけるのは難しいのではないでしょうか。プロジェクトのアサインメントについても、自身のキャリア志向も踏まえて調整してくれるファームが多いですし、自身が目指したい領域がファームになければ、自分自身でサービスを立ち上げてしまえばいいのです(やる気とスキルがあれば、そのようなチャレンジは歓迎されると思います)。

このように、今すぐ答えは持っていなくても、継続的に自分に合うキャリアを考え続け、そして上司・周りの人に働きかけるコミュニケーション力を持った方であれば、とりあえずコンサルは最良の道だと思います。逆にそのように考えるのは苦手であり、また主体的な行動を起こすのも気が引けるようであれば、コンサルは合わないのかも知れません。

継続的なマーケット情報収集の重要性

以上で見てきた通り、とりあえずコンサルと言ってもそれほど悪いものではなく、むしろ自身でキャリアを高めていきたいと考える行動派の方にとっては大いにお勧めしたい環境だと思っています。私自身、とりあえず名の通ったコンサルに行っとけば何とかなるかなーという(甘い)考えでコンサルになりましたが、非常に良い経験を積ませてもらっていると思います。

とは言え、コンサルでの経験をキャリアで活かしていくためには、継続的なマーケット情報の収集は欠かせません。いかに自分がこんなキャリアを歩んでいきたい!と思ったとしても、市場性がなければコンサル後のキャリアでいきなり失速することにもなりかねません。そういったことを防ぐためには、コンサルに入る前からポストコンサルに強いエージェントを見つけ、定期的に情報収集することが重要です。

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