中長期スパンでコンサル転職を考える際、今何をすべきか

コンサル転職

長期休みの期間は、これまでのキャリアを振り返り、今後どうしていくべきかを考える絶好の機会です。当ブログをご覧になっている方の中には、キャリアアップのひとつの手段としてコンサルティングファームへの転職を考えられている方が多いのではないかと思います。

その中でも特に「今すぐではないが、中長期でコンサルへの転職を考えている」方の中には、今後どのような経験を積んでいけばコンサルへの転職がしやすくなるのか、悩まれている方もいらっしゃるのではと思います。需要の拡大に伴い、採用の間口も広くなってきたとはいえ、表現はあんまり良くないのですが「コンサル受けの良い」経験というものがあるように思います。具体的には、どのような経験を積んでおけばいいのでしょうか。専門性やコンサルの中でもどのようなチームに行きたいかによっても異なりますが、できるだけ一般化して考えてみたいと思います。

プロジェクトベースの仕事の経験・棚卸

コンサルに限らず、別の業界に転職したいのであれば、その業界の仕事に近しい経験を積むのが一番手っ取り早い方法です。コンサルタントは年がら年中プロジェクトを回し続けることがお仕事になりますので、プロジェクトベースでの仕事の経験を積むことが近道になります。

とは言え、事業会社でもプロジェクトの仕事に携わる機会は結構多いものです。プロジェクトの定義は「独自のサービスや製品などを生み出す、有期限の活動」ですので、もしかしたらこれをお読みの方も気付かないうちにプロジェクトを経験されたことがあるかも知れません。そのため、これまでの仕事の中でプロジェクトと呼べるものがなかったか、あった場合は具体的にどのような仕事だったかを棚卸しておくと、面接時の話すネタのストックをためることができます。

またプロジェクト経験がなかった場合、もしくは経験したプロジェクトがいまひとつアピールポイントに欠けると思われる場合は、今後自社内のプロジェクトに入れるよう、またより大きく複雑なプロジェクトに関われるよう、社内で働きかけすると良いのではないかと思います。

可能ならコンサルを雇っている自社プロジェクトに入る

これから経験を積むためにプロジェクトに入る際、どのようなプロジェクトでも良い経験が積めると思うのですが、最善の策は外部からコンサルを雇っている自社プロジェクトに入ることではないかと思います。転職をする際は、その転職先の業界の人々がどのように仕事をしているのか、またどれくらいの品質の仕事が求められるのかを知ることで、面接時にどのようにアピールしていけばいいのかが分かります。コンサルを雇っているプロジェクトに入れれば、コンサルの仕事ぶりや成果物を間近で見ることができるので、これ以上ないほどの業界研究になり一石二鳥でしょう

コンサルの人と一緒にプロジェクトを回していく中で、コンサルになるために伸ばしていかなければならない部分、また逆に業界知識等でアピールしやすい部分などが見えてくるのではと思います。それらを踏まえて経験をさらに積んでいけば、より転職しやすくなるでしょう。

できれば英語での実務経験を積む

近年ではどこの大手ファームも英語力を重視する傾向があり、TOEICといったテストの点数が高いことだけでなく、実務の中で英語を使ってきたかどうかを面接で問うことも増えてきています。そのため、すでにTOEIC等で一定の点数を獲得している方の場合は、英語での実務経験を積めるよう社内で働きかけると良いと思います。

事業会社における社内での英語を使った実務経験と、コンサルタントにおける英語での実務経験の大きな違いは、事業会社内であれば外国人とは言え同じ会社の社員ですので、いかに英語を使うというハードルがあれど基本的には協力の体制となります。一方でコンサルタントが相対するのは雇い主のクライアントですから「フィーに見合ったバリューを出してくれるんだよね?」という厳しい見方をされる中で、しかも英語を使ってやり取りをしなければならないという2重のハードルが立ちはだかります。

そのため、事業会社で英語を使った実務経験があるからと言って、必ずしもコンサルタントとして英語系プロジェクトで活躍できるとは限らないのですが、とはいえ相対的に低いハードルを飛び越えられなければ、高いハードルを飛び越えるのはさらに大変になります。チャンスがあれば積極的に挑戦されることをお勧めします。

エージェントとの面談を通じて転職市場のトレンドを掴む

経験を積むのはもちろんのこと、転職市場は需要と供給で成り立っているため、現在の需要は旺盛なのか、どのような人材が求められているのかといったトレンドを掴むことも重要です。この辺りはコンサル転職に強い転職エージェントに聞くのが一番でしょう。エージェントと面談するとすぐに転職を勧められるのでは・・・と思われるか方もいらっしゃるかも知れませんが、中長期スパンでの転職を考えておりまずは情報収集したいです、と最初にお伝えしておけば色々と情報提供をしてくれます。

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